πduino付録配布へ [日報]
トランジスタ技術2月号にπduinoが付録として付きました。
また、特集記事が掲載されました。
8月に計画してから実施されるまでに半年かかりました。
気が付かれた方もいる様ですが、そもそもRaspberryPI ZEROを乗せるために作ったんです。
興味本位で買ったは良いが、単体では実は使いつらくて眠らせている人も多いのでは?
ZEROを使える様にするプラットフォームが欲しい。
最初はRaspberryPI ZERO専用のアナログ拡張基板としてスタートしました。
複数のアナログを変換するなら、Arduino乗っけた方が実はシンプルである事に気が付き、
Arduinoにしてしまいました。
RaspberryPIにArduinoを乗せるネタはちょくちょくあるので、どうせなら、ArduinoにPiZEROをアドオンしてしまおうと考えました。だから最初は基板の大きさもArduino UNOそのものでした。
Arduino DUEよりも安くてお手軽で高機能。
どうせだから、電池駆動出来る様に昇圧回路も入れちゃおう!! 電源SWもつけちゃおう。
ZEROのUSBコネクタは小さくて使いつらいので、変換しちゃおう。
ただ、この時はまだ、RaspberrPIでArduinoをプログラミングする事を考えてませんでした。
一次試作をした後、「RaspberryPI 3に対応してほしい」「全てDIP部品にしてほしい」「Arduinoのシールドには対応してほしい」という無茶振りの様な依頼がありました。
コネクタ位置も穴位置もまったく互換性がない二大巨頭基板。 どっちかに合わせると乗せた時に、出っ張る事になりかなりダサい事に。
基板形状をミリ単位で調整しつつ、直接ボードtoボードでの接続を諦め、ケーブル接続で対応しました。
(とりあえずゆるしてもらったが、自分としては不満が残ったので後で接続基板を作る)
昇圧回路の搭載は諦めました。欲しい人はモジュールを買って乗せればいいや。という事で、ストロベリーリナックス製品の実装パターンを準備しました。
でもどうせなので、ユニバーサルエリアとGroveコネクタをつけました。
あと、RaspberrPiでArduinoをプログラミング出来る事を知り、慌てて信号を追加しました。
RaspberryPIからArduinoがプログラミングできて、なにが良いの? パソコンでやれば良いじゃん。
私も思いましたが、PlatformIOでコンソールプログラミングやってみるとすこぶる快適。
Arduinoという意識は無く、RaspberrPIの一部を動かしている様な感じです。
コンソール画面からCプログラムをコンパイルするノリです。
最後の量産試作のとき、Arduinoの様な形状はコスト高なので、長方形にしてほしい との依頼。
さすがに、長方形じゃやぼったくて、もうArduinoじゃないじゃん。見た目が大事なんです!!これだけは譲れない。なに考えてんだ!!とか色々考えた挙句、シルクで塗ってしまえ。バックが白ならバレない。 という事で、半分シャレの様な対応となりました。
でもやっぱり、ケーブル接続はダサいな~。記事で他の回路も作んなきゃならない。じゃあ基板作ろう。
下駄基板をつくったところ、結構良い。
あと、単なるArduinoとして使える事もそれなりに便利。互換機を中国から買うよりは高いですが、
後からZEROを足す事でIoT対応ができますし、ちょっとした回路をユニバーサルエリアで組めるのも便利。
結局、自分自身のために作ったんですね。
また、特集記事が掲載されました。
8月に計画してから実施されるまでに半年かかりました。
気が付かれた方もいる様ですが、そもそもRaspberryPI ZEROを乗せるために作ったんです。
興味本位で買ったは良いが、単体では実は使いつらくて眠らせている人も多いのでは?
ZEROを使える様にするプラットフォームが欲しい。
最初はRaspberryPI ZERO専用のアナログ拡張基板としてスタートしました。
複数のアナログを変換するなら、Arduino乗っけた方が実はシンプルである事に気が付き、
Arduinoにしてしまいました。
RaspberryPIにArduinoを乗せるネタはちょくちょくあるので、どうせなら、ArduinoにPiZEROをアドオンしてしまおうと考えました。だから最初は基板の大きさもArduino UNOそのものでした。
Arduino DUEよりも安くてお手軽で高機能。
どうせだから、電池駆動出来る様に昇圧回路も入れちゃおう!! 電源SWもつけちゃおう。
ZEROのUSBコネクタは小さくて使いつらいので、変換しちゃおう。
ただ、この時はまだ、RaspberrPIでArduinoをプログラミングする事を考えてませんでした。
一次試作をした後、「RaspberryPI 3に対応してほしい」「全てDIP部品にしてほしい」「Arduinoのシールドには対応してほしい」という無茶振りの様な依頼がありました。
コネクタ位置も穴位置もまったく互換性がない二大巨頭基板。 どっちかに合わせると乗せた時に、出っ張る事になりかなりダサい事に。
基板形状をミリ単位で調整しつつ、直接ボードtoボードでの接続を諦め、ケーブル接続で対応しました。
(とりあえずゆるしてもらったが、自分としては不満が残ったので後で接続基板を作る)
昇圧回路の搭載は諦めました。欲しい人はモジュールを買って乗せればいいや。という事で、ストロベリーリナックス製品の実装パターンを準備しました。
でもどうせなので、ユニバーサルエリアとGroveコネクタをつけました。
あと、RaspberrPiでArduinoをプログラミング出来る事を知り、慌てて信号を追加しました。
RaspberryPIからArduinoがプログラミングできて、なにが良いの? パソコンでやれば良いじゃん。
私も思いましたが、PlatformIOでコンソールプログラミングやってみるとすこぶる快適。
Arduinoという意識は無く、RaspberrPIの一部を動かしている様な感じです。
コンソール画面からCプログラムをコンパイルするノリです。
最後の量産試作のとき、Arduinoの様な形状はコスト高なので、長方形にしてほしい との依頼。
さすがに、長方形じゃやぼったくて、もうArduinoじゃないじゃん。見た目が大事なんです!!これだけは譲れない。なに考えてんだ!!とか色々考えた挙句、シルクで塗ってしまえ。バックが白ならバレない。 という事で、半分シャレの様な対応となりました。
でもやっぱり、ケーブル接続はダサいな~。記事で他の回路も作んなきゃならない。じゃあ基板作ろう。
下駄基板をつくったところ、結構良い。
あと、単なるArduinoとして使える事もそれなりに便利。互換機を中国から買うよりは高いですが、
後からZEROを足す事でIoT対応ができますし、ちょっとした回路をユニバーサルエリアで組めるのも便利。
結局、自分自身のために作ったんですね。
2017-01-10 23:36
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トラ技ページのビデオも見て下駄基盤の発売を心待ちにしております。ちょくちょくKSYのサイトをチェックしているのですが、なかなか発売になりません。時間のかかるものなのですね。気長にお待ちしております。
by retsu (2017-04-25 09:34)
retsuさま
下駄基板、まだ売られていない様ですね。
期待持たせていまい、すいませんでした。
担当者にガーバーデータは渡したのですが・・・
待っている人がいらっしゃるのであれば、試作を何枚か作ってしまったので、何かの機会に配布できればと思ってます。
by suna (2017-04-25 14:45)
初めまして。
πduinoを2つ買ったのですが、下駄基板待ちです!
発売楽しみにしております~
by shimitaku (2017-05-17 00:21)
下駄基板はなかなか発売されないようですね。下駄基板の試作版がまだありましたら、配布いただけたら幸いです。メルカリに出品してもらえたら即購入しますし、あるいは郵便為替でお支払いすることもできます。
by retsu (2017-12-30 23:16)
配布の方法が思いつかなかったのですが、メルカリという手があったのですね。
早速メルカリへ出品してみました。
初めてなので手間取ってしまったらすいません。
by suna (2017-12-31 09:49)
suna様、
さっそくの出品、ありがとうございます。購入しました。届くのを楽しみにしています。
by retsu (2017-12-31 15:05)